「暑い日差しや紫外線対策に欠かせない日傘!」
最近では、遮光性や機能性に優れた日傘が多く販売されており、晴雨兼用やコンパクトに持ち運べる折りたたみタイプなど、種類も豊富です。
しかし、どの日傘を選べばいいのか迷ってしまうことも。
本記事では、おすすめの日傘ブランド5選を紹介し、折りたたみタイプや完全遮光モデルの選び方のポイントも解説します。
紫外線や暑さからしっかり守れる、お気に入りの日傘を見つける参考にしてください!
オシャレで機能的な日傘を選ぶポイント
まずは、日傘を選ぶときにチェックしておきたい機能面のポイントをご紹介します。
いくらデザインがお気に入りのものでも、しっかりと紫外線をカットしてくれるものでないと日傘としての意味がありません。
ポイントを押さえてを選ぶようにしましょう。
UVカット率をチェック
UVカット率とは、「紫外線を遮る割合」のことです。
日傘を選ぶときは、UVカットの割合がどのくらいかをチェックするのがオススメ。
「認証データで検証済み」の表記があるものなどは、特に安心してお使いいただけます。
ここでは、UV(紫外線)とはそもそもどういうものなのか、人体にどのような影響を与えるのかを解説します。
紫外線は太陽から発せられている、人の目には見えない「不可視光線」と言われています。
主に3つの波に分けられており、地上に降り注ぐのはそのうちの2つの波です。
A波
皮膚の老化・黒化をもたらす波。ガラス窓などの物質も貫通し、肌の真皮層にまで届きます。肌の奥深くまでダメージを与えて、シワやたるみの原因になります。
B波
皮膚の表面を日焼けさせる波。肌の表面に強い影響を与え、赤みを伴う炎症や、シミ・そばかす・乾燥などの肌トラブルの原因になります。
C波
地上に降り注ぐ前の、オゾン層で防がれるのでほとんど浴びることのない波。しかし、もし浴びてしまうと皮膚がんを発生させる力を持っているとされています。
主に、地上に降り注ぐのは「A波」と「B波」の紫外線。これらをカットする割合を表記したものが「UVカット率」です。
天気が晴れの紫外線が強い日だと、UVカット率90〜95%以上の日傘を使うのがオススメ。
曇りの日でも紫外線はあるので、UVカット率80%以上のものを使うと安心ですよ。
遮光率をチェックする
日傘には、「UVカット率」と「遮光率」が並んで表記されることがありますが、それぞれカットしている光に違いがあると考えてください。
- UVカット率
目に見えない紫外線である「不可視光線」を遮ることのできる割合。日焼けやシミの原因になる紫外線をカットします。 - 遮光率
目に見える「可視光線」を遮ることのできる割合。暑さを防ぐ、遮熱効果があります。
遮光率の高い製品は、生地に厚みがあり影を多く作ります。そのため、光を通しにくく、より涼しく感じられるという特徴がありますよ。
長傘か折り畳みかで選ぶ
「長傘と折り畳み傘に違いなんてあるの?」、と感じる方も多いのではないでしょうか?
実は、長傘と折り畳み傘ではそれぞれ特徴が異なります。
長傘の特徴
- ワンタッチで開閉がしやすい。建物や電車への出入りもスムーズに対応できます。「外での移動が多い」、という方にオススメです。
- 日差しを遮る面積が大きい。日傘の面積が大きければ、その分影や体を隠せる範囲も大きくなります。
- 丈夫で長持ち。長傘は親骨を折り畳むことがないので、壊れにくいという特徴があります。
- 晴雨兼用傘が豊富。コンパクトに作る必要がない長傘は、分厚い生地で雨の日にも使える仕様になっているものもあります。
折り畳み傘の特徴
- 携帯に便利。コンパクトサイズに畳めて、軽量で作られているので持ち運びがしやすいアイテム。「通勤や通学時など、駅までのちょっとの距離で使いたい」、という方にぴったりです。
- 日傘を使わないときはバッグに収納できる。両手が空くので、コーディネートの邪魔にもなりません。
- 比較的安価なアイテムが多い。「これから初めて日傘を買う」、という方は折り畳み傘から挑戦してみるのがオススメです。
日傘のみか、雨の日でも兼用したいか
日傘には、晴雨兼用のものとそうでないものがあります。それぞれ違った特徴を持っているので、チェックしてみましょう。
日傘の特徴
晴れの日のみに使える。紫外線対策を目的とした作りになっており、撥水・防水加工などはされていません。
傘は、雨に打たれることで劣化していきます。しかし晴れの日のみに使う日傘は、色が落ちや、泥水による汚れてしまうこともなく、きれいに使えますよ。
晴雨兼用傘の特徴
晴雨兼用傘は、1つ持っていれば突然の雨にも対応できるので非常に便利です。
晴れの日用の日傘と比較し、撥水・防水加工が施され、生地も分厚い傾向にあります。
UVカット機能も十分に備わっているので、使い勝手抜群。生地が分厚いことから、持ち運びがかさ張ってしまう点だけ念頭においておく必要があります。
おすすめの日傘ブランド5選
Wpc.(ダブリューピーシー)
「Wpc.」は、2004年に誕生した人気のレイングッズブランドです。
「どんな天気でも楽しめるアイテム」をモットーに、バリエーション豊富なアイテムを展開しています。
コスパとデザインどちらも重視できるため、女性から熱い支持を集めています。
遮光率が97~99.9%、晴雨兼用と高性能にもかかわらず2,000円台で購入できる安い価格設定が魅力的。
また、普段使いできるおしゃれな色合いと豊富なデザインから選択できるため、好みの雰囲気が選べるようになっています。
通勤や通学など毎日日傘を使いたい!、コスパの良さとデザインにこだわりたい!という人は、ぜひ使ってみてくださいね。
Waterfront(ウォーターフロント)
“雨の日も晴れの日も、毎日使いたいと思われる傘を作る“がコンセプトの「Waterfront(ウォーターフロント)」。オシャレでかわいいだけでなく、リーズナブルなアイテムが充実しています。
マイルドで大人かわいいモカカラーが魅力の長傘。ハンドルが細めに作られており、上品に見えるだけでなく、畳んだときもコンパクトに収納できます。
99%以上のUVカット・遮光率で機能性も抜群。
カラーバリエーションが豊富なので、自分のコーデに合った色合いの日傘もきっと見つかります。
「デザインをしっかり選びたい!」「軽くてコンパクトな長傘が欲しい!」、という方にオススメです。
UVION(ユビオン)
「UVION」は、1949年に東京日本橋で創業した老舗の傘専門ブランド。
社名はUVとマイナスイオンの組み合わせで、時代の一歩先を行く高性能な商品を生み出し続けています。遮光性や丈夫さを重視したい人におすすめです。
「長く愛用できるとことん機能性にこだわった日傘が欲しい!」そんな人は人気のプレミアムシリーズ『プレミアムホワイト55ミニカーボン』がおすすめ!
UVIONの新素材「プレミアムホワイト」を採用しており、涼しげな白い生地なのにもかかわらず、天然鉱物などを配合した特殊コーティングが紫外線を99%以上カットしてくれます。骨組みには超軽量で上部なカーボン素材を採用し、長時間使用しても疲れにくいところも魅力的。
長く愛用できるようUVカット、使いやすさととにかく性能が優れている日傘にこだりたい人は、一度のぞいてみてくださいね。
Lieben(リーベン)
「Lieben」は、1949年に創業した老舗の傘、日傘専門の製造卸ブランドです。有名ブランドのように高すぎることなく安い価格設定で、品質にこだわった日傘を作っているところが特徴。
コスパを重視したい人におすすめのブランドです。
「夏場の暑さを少しでも和らげて外出したい!」そんな時には『ひんやり傘』を選んでみましょう。
表地にシルバーコーティングをしているので、太陽熱や紫外線を跳ね返し、傘の内側をひんやり涼しくしてくれます。日傘を使い始めて15分後には、普通の傘と比べると-12℃ほど涼しく感じられるという実験結果もあり、お出かけが快適になるところが嬉しいポイント。
通勤や通学など毎日暑いから少しでも快適にしたいと思っている場合には、ぜひ検討してみてくださいね。
a.s.s.a(アッサ)
a.s.s.aは、株式会社アセントが創業時から展開しているレイン雑貨ブランドです。
傘を中心に扱い、従来の考えにとらわれず、自由な発想でモノづくりに取り組んで発展してきました。
目指すは「雨の日も晴れの日もたのしく快適な傘」です。
光を通さない100%完全遮光と遮熱で紫外線対策、熱中症対策に効果を発揮する日傘もあり、炎天下でもこの傘をさせば、暑さとまぶしさが和らぐでしょう。
傘をささない状態と比べて最大17.8°の温度差があるというので驚きです。
レース模様や傘生地の色のバリエーションが豊富なことも嬉しいポイントですね。撥水効果も大変高いので、雨でも安心して使えます!
まとめ
日傘を選ぶ際は、遮光率・UVカット機能・持ち運びやすさ・デザインなどをしっかりチェックすることが大切です。
折りたたみタイプや完全遮光モデルなど、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことで、より快適に紫外線対策ができます。
本記事で紹介したおすすめの日傘ブランド5選を参考に、お気に入りの日傘を見つけて、暑い日も快適に過ごしましょう!